キリスト教とその伝道方法に潜む潜在意識を考えるための本

最近、ある方からこの本をいただいた。


ハンセン病とキリスト教
岩波書店
荒井 英子

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ



この本を読む中で、ある事に気付いた。キリスト教、特に

福音派と呼ばれるキリスト教の中に内在する、人を救い

に導くということの中に含まれる意識の問題(メサイア・

コンプレックスの可能性)である。

 それが極端に出たのが、ハンセン病者とかかわって

いったキリスト者の中に見出せる。また、無教会派の

ハンセン氏病のかかわりと、その意味を改めて考え

たりしている。

 ひょんなところで、関根 正雄さんの名前が出てきて

びっくり。ハンセン病者とのかかわりがあったということは、

非常に興味深かった。特に、ハンセン病者と無教会派が

かなり密接につながっていることを考えたときに、ある程

度行動の自由度が保障されたがゆえに、可能だったの

かもしれない、という印象を持った。

 このハンセン氏病者と社会とのかかわりを通して、

日本社会におけるキリスト教、天皇制、戦争とのかかわ

りに関する豊かな資料と示唆と視点を与えてくれる。

 ぜひ、一読をお勧めしたい。個人的には、★3つ中

★3つであるが、一般には、★3つ中★1.5程度かもし

れない。教会を考えたい、教会と社会とのかかわりを

考えたい人には、ある面、無縁かもしれないが、それ

はそれなりに味わうことができると思う。

この記事へのコメント